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SUPER STAR : ウィキペディア日本語版
SUPER STAR[すーぱー すたー]

SUPER STAR」(スーパー・スター)は、日本のシンガーソングライターである長渕剛の15枚目のシングル曲である。
1986年7月2日東芝EMIのエキスプレスレーベルよりリリースされた。
== 解説 ==
位置付けとしては、アルバム『STAY DREAM』からの先行シングルとなるが、アルバムに収録されたのは別版となっており、アレンジがシングルとは大きく異なる。
シングル版は、通常のバンド演奏された内容でロック調のアレンジ、アルバム版はアルバム全体がアコースティックなサウンドを全面に出しているため、それに合わせてアコースティック・ギターベースドラムスのみのアレンジで録り直されている。
このシングル版は、リリース当時のシングルレコード盤のみしか収録されておらず、後にベストアルバム『SINGLES Vol.2 (1983〜1988)』(1997年)がリリースされるまでは入手困難な音源となっていた。
歌詞の内容は、若かりし十代の頃の挫折と苦悩を描いたものとなっている。ビデオ作品の「明日へ向かって 1985-1986 長渕剛の記憶」に、レコーディングスタジオで歌う長渕のモノクロの映像が収録されている。
長渕が主演したテレビドラマ親子ゲーム』(TBS系土曜21時台、1986年)の主題歌として使用された。「SUPER STAR」が流れる『親子ゲーム』のオープニングでは、長渕が演じる矢板保が、堀切ジャンクションを背景にしてバイクで走る映像や、堀切ジャンクションを背景にした河川敷を転げる映像が放送された。同じくこの他にも、堀切ジャンクションを背景にした河川敷で、柴田一幸が演じる麻理男が近所の少年たちに囲まれる映像も放送された。
この歌で音楽番組『歌のトップテン』(日本テレビ系、1986年~1990年)の注目曲コーナーに出演した際には、当時の司会者だった前妻、石野真子に対して一言「元気?」と声を掛け、石野はそれに「元気…」と答えていた。
お笑いデュオ・ペナルティワッキーが、最も好きな歌として挙げている。
B面曲の「DON'T CRY MY LOVE」は、元々はアルバム『HEAVY GAUGE』(1983年)に収録されていた曲。後にベストアルバム『LOVE SONGS』(1986年)にも、歌い直されて収録されている。他にもライブアルバムにおいてもいくつか収録されており、それぞれバージョンが異なる。長渕の楽曲の中ではバージョン違いが最も多い楽曲でもある。
長渕のシングルは、これまでB面曲は新曲でアルバム未収録となることが多かったが、この作品以降はB面には既存曲の別バージョンやライブバージョンが収録されることが多くなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「SUPER STAR」の詳細全文を読む




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